佐賀県佐賀市にある古湯温泉「鶴霊泉」の夕食・朝食レポートです。
【古湯温泉 鶴の恩返し よみがえりの宿 鶴霊泉】食事情報
ふるゆおんせん つるのおんがえし よみがえりのやど かくれいせん
◆夕食 18:00~、18:30~19:00~ 食事処 個室又は大広間/テーブル席
◆朝食 8:00~、8:30~ 食事処 個室又は大広間/テーブル席
【特別注文料理】
応相談 その他プランによる
口コミ総合評価:google 3.7点/5.0点
【鶴霊泉の食事の特徴】
◆料理プランは豚しゃぶ、有田鶏鍋、佐賀牛満喫プラン、海鮮プランから選べる
◆夕食・朝食ともに素材が良く味付けも抜群!
◆鍋物の最後に出てくるおじやでお腹がパンパン
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【古湯温泉 鶴霊泉 宿泊 その2 お食事編】
「鶴霊泉」に宿泊した理由は、足元湧出のぬる湯だけでなく、食事の口コミ評価の高さが決め手でした♪
食事は夕食・朝食共に1階にある食事処、半個室のテーブル席でした。
食事処の入口
4人掛けのテーブル席で各スペースには仕切りがありました。
お客さんは年配のご夫婦ばかりで、一人旅は私だけでした。
窓からは中庭の景色が見えます。
夜は七色にライトアップされていてカラフルな庭になっていました(^o^)
【古湯温泉 鶴霊泉 ドリンクメニュー】
ドリンクメニューは生ビール、瓶ビール、ノンアルコールビール、日本酒、焼酎、ハイボール、ワイン、自家製梅酒、カクテル等がありました。
注文したのは1杯目が「岩の蔵 純米吟醸」(天山酒造/小城市)1合 600円
2杯目は「肥前杜氏 吟醸」(大和酒造/佐賀市) 1合500円
今回は3杯目まで行ってしまいました♪
3杯目 カクテル「カシスオレンジ」550円
お酒が進むときには食事が美味しい証拠です(^^♪
【古湯温泉 鶴霊泉 夕食メニュー】
そしてお待ちかねの夕食です。
予約当時(2016年10月)の夕食評価が4.8点(5.0点満点中)を超えていたので、
どんなメニューが出るのかワクワク♪
今回は、食事を少し奮発し、
「純和室(道路側) 季節会席佐賀牛しゃぶと石焼きプラン」 税込16,900円
のプランにしました。
2名利用の場合は同プランで13,900円となります。
他には、
- 季節会席さくらポークしゃぶプラン 10,900円~
- 有田鶏水炊き風鍋プラン 12,400円~
- 海鮮鍋プラン 12,900円~
があります(すべて2名利用時の料金)。
「鶴冷泉」はプレミアムな部屋を選ばなければ、かなりリーズナブルなお宿です。
こちらは着席すると並べられたメニュー。
お品書きはなく、運ばれてくるたびに説明があります。
給仕をしていたのはギャルソン風の凛々しい格好をした若女将でした。
噂によると元キャビンアテンダントだったそうです。納得。
涼しげなガラスの器に盛られた前菜3品
左から、「くらげときゅうりの酢のもの」、「タコのうに和え」、「田舎こんにゃくのちぎり」
こんにゃくはしょうが醬油でいただきます。
塩加減がちょうど良く、日本酒には良く合う前菜でした。
こちらは「ツガニ」。
佐賀の方言でいう「モズクガニ」のことで、海ではなく川に棲むカニです。
味は上海ガニとよく似ていて、身は甘味が強く、味噌は濃厚な味がします。
味噌もたっぷり♪
毛ガニと比べて足が細くて節が短いので、蟹フォークでホジホジしてもなかなか身が出てきません。
殻ごと食べる勢いでむしゃぶりついていました^^
上海ガニは大好物なのです♪
10年くらい前まではデパ地下でよく上海ガニを売っていたので、見つけると買って帰っていたのですが、
大気汚染や何やらでいつの間にか見かけなくなってしまいました。
久しぶりに美味しい川ガニにありつけて大満足です(^^♪
お造りは鯉のあらい。赤柚子胡椒でいただききます。
鯉とは思えない上品な味で、これがまたウマ~♪
鶴霊泉の温泉水で軽く湯引きした後に冷水で締めているそうです。
今まで食べた鯉のあらいの中で一番かもしれません。
続いて、茶碗蒸しです。
出し加減もトロミも好みの味でした。
鮎の塩焼きと川魚が続きます。
鮎も臭みがなくて、身の甘味が強くて美味しかったです。
そして、メインの1品目、佐賀牛の溶岩焼きです。
サシの入ったやわらかいお肉で、歯がなくても食べられそう^^
A5ランクなのかな。
タレは自家製の醤油ベースで、お肉との相性もバッチリ。
肉好きには溜まりません♪
続いてメイン2品目は佐賀牛のしゃぶしゃぶ♪
溶岩焼の後なので、これくらいの量でちょうど良いです。
赤身を残してしゃぶしゃぶ♪
ポン酢も自家製で、絶妙な味付けでした。
鍋が終わるころになるとおじやのご飯が運ばれてきました。
もうお腹がパンパンだったので、ご飯は全部入れないで良いかなと思いつつ、入れられてしまいました^^
仕上げの卵とじ
既に腹10分目を過ぎていましたが、佐賀牛の出汁が効いていて2杯食べてしまいました♪
他のお客さんも、もう無理~でも美味しい~と言いながら食べてましたよ。
デザートは大き目のメロンと柿
朝も夕も食事の際には女将さんが各テーブルを回り、鶴霊泉の紹介をしてくれます。
鶴霊泉の源泉は家の真下にあるのよとか、寅さん42作目のロケで満男役の吉岡君が泊まっていた部屋だとか、この間も仲代達也さんが来たとか、高円宮殿下が宿泊された時の記念に植樹した松を初代のご主人が80歳を超えても木に登って手入れをしていたとか、庭には吉野から持ってきた桜の木がある等々・・・。
ブログを書いている身としては、こちらから聞かずとも話をしてもらえて大変助かりました^^
一人旅やカップル旅行で放っておいて欲しいと思う人もいるかもしれませんが、
個人的にはこういうアットホームな雰囲気が鶴霊泉の魅力なのかなと思います。
【古湯温泉 鶴霊泉 夕食の感想】
今回はメインが2品あるプランだったので、
雑炊まで完食できる人はおそらくいないのではないかと思いますが、
他のプランでも鍋物がついている場合は結構量が多いみたいです。
料理長は2代目のご主人だそうで、
3~4年前に今の若旦那さんに代替わりしてから食事も少し変わったのか、
以前の口コミよりもとても評判が良くなっているように思います。
鶴霊泉の夕食は旅館の料理としてはとてもオーソドックスだと思います。
華美な飾りはなく素材勝負、味で勝負といったメニューです。
上海ガニと牛肉は大好物なので、ツガニと佐賀牛は当然大満足なのですが、
鯉のあらいや鮎の塩焼きもかなりの絶品でした。
もう、「鶴霊泉」は2016年度の食事ランキング1位でいいです!(^^)!
食事とぬる湯のためにまた佐賀に行きたいくらいです♪
夕食の味★★★★★5.0
メニュー構成★★★★4.9
満足度★★★★★5.0
【古湯温泉 鶴霊泉 朝食メニュー】
朝食も同じ食事処のテーブル席でした。
朝の景色のイメージ(写真は足湯から見た中庭)
こちらが朝食メニューです。
夕食に比べるとコンパクトにまとまっています。
鮭の塩焼きと昆布の佃煮、一口サイズの冷奴
食べ放題のお皿のようなプレートには一口サイズのおかずが9種類。
手前から、焼き豚と大根、とろろとイクラ、玉子焼き、海老と高野豆腐、ひじきの炒め煮、
かぼちゃの煮物、里芋の煮物、シジミの佃煮、お新香
ご飯はお櫃に3~4杯分入っていました。
お味噌汁は、カイワレ大根、わかめ、豆腐、もやし。
【古湯温泉 鶴霊泉 朝食の感想】
あれだけお腹がパンパンになって大満足だった夕食の後なので、
少しでも味が落ちると何だかなぁという感想になりがちですが、朝食もかなり良かったです。
素材が良くて味付けも濃すぎず薄すぎず、程よくご飯が進むメニューでした。
下手にかさ増しして豪華に見せようとする旅館料理が多い中、
誰もが好きなメニューをちょこっとずつ出してくれるのがとても好印象でした。
朝食の味★★★★4.7
メニュー構成★★★★4.7
満足度★★★★4.7
*ブログの内容は掲載時の情報です。
基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。
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