【秋田】乳頭温泉郷 鶴の湯 別館 山の宿 宿泊 その2 お食事編

秋田県仙北市にある乳頭温泉郷・鶴の湯温泉「別館 山の宿」の夕食・朝食レポートです。

【乳頭温泉郷 鶴の湯 別館 山の宿】食事情報

にゅうとうおんせんきょう つるのゆ べっかん やまのやど

◆夕食 18:00~ 18:30~ 19:00~ 食事処/囲炉裏席
◆朝食 7:00~8:30まで任意の時間   食事処/囲炉裏席

【特別注文メニュー】

なし

ドリンクメニュー:地酒・地ビール・焼酎・ワイン・カクテル他

【鶴の湯別館 山の宿 食事の特徴】

◆囲炉裏で食べる郷土料理
◆山菜、岩魚、野菜・肉焼き、山の芋鍋、自家製麵が定番
◆本館よりも食事のレベルが高い

別館山の宿 口コミ総合評価:google 4.4点/5.0点

最終更新日:2023/1/30
訪問日:2015/4


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⇒「鶴の湯 別館 山の宿」のアクセス詳細&予約はこちらのページへ

→「鶴の湯 別館 山の宿」の客室情報はその1お部屋編へ

→「鶴の湯 別館 山の宿」の温泉情報はその3お風呂編へ

→「鶴の湯 別館 山の宿」日帰りランチはこちら

 

→「鶴の湯 本館」の温泉情報は本館宿泊その3お風呂編へ

→「鶴の湯 本館」のお土産情報は本館宿泊その4お土産編へ

 

【乳頭温泉郷 鶴の湯 別館 山の宿 宿泊 その2 お食事編】

「鶴の湯 別館 山の宿」の食事は、夕食・朝食ともに囲炉裏のある食事処「庵」となります。

夕食は18:00~、18:30~、19:00~選べます。

本館のお風呂への送迎が行きは17:15~、戻りが18:30というのが最後の便のため、

夕食は19:00スタートというお客さんが多かったです。

 

※読者の方から2023年1月訪問時の最新の情報をいただきましたので、よろしければ一番下のコメント欄の写真をご覧ください。

お食事処「庵」の入口。

入口には熊とニホンカモシカの剥製。

通路を挟んで左手と奥が食事処に広間です。

カウンターにはお酒のサンプル。

地酒に田沢湖の地ビール、山ぶどう酒が置いてあります。

鶴の湯ラベルのジャージーアイスも。これは美味しいです♪(価格は2015年当時)

襖を開けると、4畳半ほどのスペースに囲炉裏とお膳が用意されています。

両隣りには衝立があるので、隣のお客さんはあまり気になりません。

前菜や小鉢はお膳に、温かいメニューは随時運ばれてきます。

 

【鶴の湯 別館 山の宿 ドリンクメニュー】

ドリンクメニューは一通りあります(価格は2015年当時)。

「日本秘湯を守る会」限定の地ビールは、田沢湖ビールが製造していたんですね。

 

本館にあった岩魚の骨酒はこちらにはなく、

(もしかするとチェックイン時に注文で来たのかもしれませんが)

代わりに地酒は大吟醸や1合売りでありました。

注文したのは、「秀よし 神代純米大吟醸」 (鈴木酒造店/大仙市)

定番の秘湯ビール。

 

【鶴の湯 別館 山の宿 夕食メニュー】

 

夕食のお品書き。

運ばれてくる毎に丁寧に説明してくれました。

食前酒:さくら甘酒

どこかで食べたことのあるような和菓子のような味だと思ったら、桜餅でした。

桜の葉を甘酒で煮込んであって、美味しかったです。

お膳に乗っているのは山菜三品と香の物。

こごみの味噌和え。

歯ごたえコリコリのこごみでした。

あいこ(ミヤマイラクサ)と椎茸のごま油炒め。

あいこは秋田の山菜で、三つ葉のような形をしてます。

味や食感はほうれん草のようで、あまり癖がありません。

山蕗のきんぴら

通常の牛蒡と人参のきんぴらに山蕗が入っています。

山菜だけでもお酒が進む味でした。

囲炉裏に岩魚の串が立てられました。

囲炉裏の火は顔がほてって少し暑いですが、食べ物は温かいまま食べられるので便利ですね。

 

岩魚たて山椒塩焼き

先達川の清流で育った大き目の岩魚です。

炙り物 囲炉裏裏炭火焼(3人分)

具材は、八幡平ポークフィレ、山芋味噌つくね、とんぶり真丈(はんぺん)、茄子、アスパラ、椎茸、舞茸です。

肉類には味がついていますが、野菜はしょっつるにつけてから焼きます。

しょっつるがよいダシ加減と塩味で、これまたお酒の進むメニューです。

お肉も柔らかくて、量も食べごたえがありました。

刺身:紅鱒の柚子昆布締め

田沢湖の紅鱒です。とても新鮮で甘みがあります。

揚物:春山菜の天婦羅 こごみ、たらの芽、山うど

塩が振ってありましたが、しょっつるに付けて食べてみました^^

真打登場。

郷土料理 鶴の湯名物 山の芋鍋 神代産山の芋

 

鶴の湯といえば、これを食べたいために泊まる人も多いという定番メニューです。

レンコンくらいある太めの長芋をすりつぶして丸め、

豚ばら肉、長ネギ、えのき、三つ葉を加え、味噌仕立てにしたお鍋です。

 

前回、本館で食べた時はあまりピンと来なくて残してしまいましたが、

今回の味付けは絶品で、あっという間に平らげてしまいました!

やっぱり本館は忙しすぎて、味付けにムラが出てしまうのかなぁ(後日宿泊した時は本館も美味しかったです)。

本館は芋が多目で肉少々、別館の方は芋が少なめで肉が多目でした^^

 

生の「神代産山の芋」は、運が良ければ本館のお土産コーナーでも売っています。

角館の醤油メーカー(安藤醸造)でも山の芋鍋セットを売っていました。

 

食事:あきたこまち 仙北米

このご飯がまた絶品でした!さすが本場のあきたこまち~

お味噌汁の代わりに、白岩小麦の自家製麵。一口サイズ。

これは別館にしかないメニューです。

つるっつるののどごしの麵に絶妙な味付けの出汁で、これまた感動ものでした!

香物三昧 いぶりがっこ いぶり人参 胡瓜からし漬

ここのいぶりがっこはとてもスモーキーです。

鶴の湯自家製なのかは分かりませんが、いぶりがっこもお土産コーナーで売っています。

甘味:あきたこまち糠アイス フルーツ添え

米ぬかをアイスに入れたということで、コクのある絶品アイスでした!

このアイスも別館でしか食べられません。

ジャージーアイスも注文したのですが、

糠アイスに満足してしまい、部屋の冷凍庫でしばらく保管してから食べました^^

夕食後は部屋に帰るとメッセージがありました。

大満足でした~♪

 

【鶴の湯 別館 山の宿 夕食の感想】

食事に関しては別館の方が評価が高いという噂を聞いていましたが、評判通り満足度の高いメニューでした。

同じ山の芋鍋がこんなに美味しく感じるとは・・・。

部屋数が少ないので丁寧に調理されていることも大きいと思います。

 

夕食の味★★★★4.7

メニュー構成★★★★4.6

満足度★★★★4.7

 

【鶴の湯 別館 山の宿 朝食メニュー】

朝食は7:00~8:30の間の好きな時間で。同じ食事処「庵」です。

今回は日曜日泊だったのですが、

月曜日は本館のお風呂が8:00~お昼まで清掃中ということで、

早めに朝食をとってチェックアウトする方が多かったです。

メニューはこちら。

野菜サラダ。レタス、水菜、パプリカにお米のフライが乗っています。

ドレッシングは胡麻だれです。

お米のフライがクルトンのようにサクサクしていて良いアクセントになっていました。

湯豆腐

納豆

山蕗と椎茸、人参の煮物

比内地鶏の卵。

生卵で出てきますが、苦手な場合は目玉焼きにしてもらえます。

目玉焼きはあまり好きではありませんが、やっぱり比内地鶏は美味しいです!

朝は岩魚の一夜干しです。

頭まで食べられます。

アザミの葉と油揚げのお味噌汁は鉄鍋で出てきます。

アザミの葉は北関東で良く食べるカキ菜のような歯ごたえのある菜っ葉で、とても美味しかったです。

ここのお味噌は自家製とのことですが、絶品ですね~

こんぶの佃煮

お新香

あきたこまちのお米は朝も炊き立てで美味しかったです。

 

【鶴の湯 別館 山の宿 朝食の感想】

夕食が美味しい場合、朝食はトーンダウンする宿が多いですが、

山の宿は朝食も美味しくいただけました。

岩魚の一夜干しと自家製味噌のお味噌汁が特に美味しかったです。

 

朝食の味★★★★4.6

メニュー構成★★★★4.5

満足度★★★★4.5

 

⇒「鶴の湯 別館 山の宿」をインターネットで予約する

 

→「鶴の湯 別館山の宿」宿泊レポ お部屋編   

→「鶴の湯 別館山の宿」宿泊レポ お風呂編 

→「鶴の湯 別館山の宿」日帰りレポ 山の芋鍋定食ランチ

 

→「鶴の湯 本館」 宿泊 お部屋編(1号館)

→「鶴の湯 本館」 宿泊 お食事編

→「鶴の湯 本館」 宿泊 温泉編

→「鶴の湯 本陣」 お土産編

 

*ブログの内容は掲載時の情報です。

基本情報の変更がある場合もございますので、お出かけの際には施設にお問合せ下さい。

 



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【秋田】乳頭温泉郷 鶴の湯 別館 山の宿 宿泊 その2 お食事編」への1件のフィードバック

  1. kaoruukさんから「別館 山の宿」の夕食の写真をいただきました。
    2023年1月宿泊時のものです。

    メインは鶴の湯名物、山の芋鍋なのは本館と共通。
    囲炉裏で1組1鍋出てくるので、一人あたりたっぷり3~4杯は食べられそうです。

    「鶴の湯」と書かれた徳利の日本酒は2,000円台でお土産品として販売しているそうです。

    kaoruukさんからのコメント
    『山の芋鍋、なんとなく美味しいなぁと食べていたけど、帰ってからすぐまた食べたくなっていました。なんかクセになりそうです笑 ちょっと量多くて汁物大好きな私ですが、少し汁が残ってしまいました。』

    系列の駒ヶ岳温泉⇒別館山の宿と連泊したそうなので、食事はどちらが好みだったか尋ねてみました。
    料金が倍近く違うので素材は別館山の宿の方が良いものを使っていそうですが、

    kaoruukさんによると、
    『駒ヶ岳の方は山の芋鍋が厨房で作られてテーブルに鍋敷きひいてきました。私達的にはもう少し煮たかったのでガスか何かでテーブルで温めたかったです。量は鶴の湯より少なめでした。蕎麦は手打ちです。此方はあまり写メ撮りませんでした。個人的に鶴の湯別館の方が好きかなぁ?と。』
    ということでした。

    囲炉裏で半個室の食事処と、大広間のテーブル席で他のお客さんも一緒という雰囲気の問題もあるかもしれませんね。

    駒ヶ岳温泉の夕食メニューの写真もいただいたので、そちらも合わせてご覧ください。
    (管理人の宿泊レポはまだ準備中です)

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